グラブ取付型
透過性の低いAm241を線源とする溶解・廃炉事故が増えてきました。理由は、Am241のエネルギーピークは59,5keV(キロエレクトロンボルト)なのですが、現在稼働しているプラスチック(PVT)製発光体使用の探知機の探知下限は100keVですので探知できません。それが、Am241の事故を防げていない原因です。
弊社の探知機の場合には、20keVから探知可能ですので、Am241のエネルギーピークは探知領域内に入っています。また、ガンマ線の強さは距離の二乗に比例します。また遮蔽物があった場合にも減衰します。それ故、発光体と探知対象物との距離はできるだけ近い方がよいことになります。それ故、より完璧な探知方法を確立されたい場合には、グラップルやマグネットの中に装着したタイプの探知機の使用をご推薦致します。