2.状況 |
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@発見日:平成18年4月3日 |
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A場 所:気象庁地下1階 海洋資料庫 |
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B経 緯: |
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(1) |
平成17年度末で日本近海海域における海洋放射能調査が終了したことに伴い、同研究に関連した機材等の整理をしていたところ、海洋資料庫に設置された書庫に入っていた木箱の中から、密封された放射性同位元素が鉛容器に入った状態で発見された。 |
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(2) |
当初、気象庁は独自に分析し、発見された放射性同位元素は規制対象外であると推定していたが、4月19日に専門機関に送付したところ、5月9日に専門機関より、規制対象下限値を超えているとの分析結果の連絡を受けた。 |
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C発見物: |
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核種:セシウム137(外寸法 10mmφ×29mm) |
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放射能:約30MBq |
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線量:鉛容器表面から1mで0.1μSv/h以下 |
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汚染の有無: |
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発見場所の周辺及び、鉛容器の表面・内部に汚染はない。 |
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放射線障害のおそれ: |
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発見された放射性同位元素は鉛容器に入れられており、また、海洋資料室は施錠され、通常人が立ち入ることはなかったため、被ばくのおそれはない。また、環境への影響もない。 |
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D現在の状況: |
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既に専門機関によって回収され、安全に保管されている。 |